何かと話題のアマゾンダッシュボタン。。。そもそも何かというと、Amazonショッピングで利用できるボタンのついた小型端末で、wifi接続環境下にてボタンを押すだけで特定の日用品(現状では洗剤、ヘアケア、飲料など約40ブランドあり)の発注・配送がうけられる優れものです。まさにIoTの申し子といったサービスです。
アメリカでは2015/4/4からサービス開始していて、ついに日本でも2016/12/5から「アマゾンダッシュボタン」(500円)の販売が開始されました。
こちらの商品は「Amazonプライム」会員のみ対象の商品なので利用するにはプライム会員登録(年会費\3,900円)をする必要があります。
では、以下でどのようなサービスか、利用の流れに沿ってみていきましょう!
<「アマゾンダッシュボタン」利用までの流れ>
・どうやって「アマゾンダッシュボタン」を購入するの?
プライム会員であればAmazonのHPまたはアプリより注文したいブランド商品のダッシュボタンを購入します。なんと、今ならボタン価格分の\500が初回商品発注の料金から差し引かれるので実質無料になります。
・アマゾンダッシュボタンが届いたらどうするの?
HP上には簡単3ステップとありますが、ステップ①の登録に多少時間がかかりそうです。登録はAmazonショッピングアプリを介しておこなうのでアプリを入れていない場合はアプリをインストールする必要があります。
すでにインストールしている場合はアプリを立ち上げ、メニューより「アカウントサービス」⇒「Dash端末」設定の「新しい端末をセットアップ」からセットアップを開始します!
セットアップの順序としては下記のとおり。
・Wifi接続設定
アマゾンダッシュボタンのwifi接続の設定をします。
・アマゾンダッシュボタンで購入できる商品の登録
ダッシュボタンが関連付けられている商品一覧より購入商品を選択できます。たとえば、洗濯用洗剤ブランドのダッシュボタンをもっていれば、そのブランドが提供している様々な香りやサイズの洗剤を選択できます。※設定後に同一ブランド内での商品変更も可能です。
・配送方法、支払い方法の設定
配送先、支払い方法の登録をします。
セットアップが終われば、あとはボタンを「ポチッ」で注文完了です!
そして、注文後にはアプリに通知も来るので一定時間内であれば通常のようにキャンセルもできるようです。これなら、もし間違えてボタンを押してしまったとしても大丈夫そうですね。
ボタンをワンプッシュで日用品が届くなんて、ちょっと近未来的だなと思ってしまうのは私だけでしょうか。
<そして・・・「アマゾンダッシュボタン」番外篇>
が、もっと時代は進んでいるんですね。。。限定販売みたいですが、「AWS IoT ボタン」なるものがあるようです。
簡単にいうとボタンを押したときのアクションをプログラムでカスタムできる上級者向けのボタン端末です。かなり自由度が高いようで、車のドアの開閉・タクシーの配車、家電のリモートコントロールにも利用可能だとか。そして自社のアプリケーション等とも統合できるようです。
そして、他にも類似サービスとして機器メーカー向けのクラウドサービス「Amazon Dash Replenishment(アマゾン ダッシュ リプレニッシュメント)」 というものもリリースされています。
こちらはネット対応機器に組み込み、機器の消耗品がなくなる前のタイミングで消耗品の発注が自動で行えるようになるといったものです。例えばプリンターであればインクがなくなる前にプリンターから自動でインクを発注(もちろん発注先はAmazonです)し届くということも可能なんです!
まさにIoT!
参考引用元①:Amazon
参考引用元②:Amazon Web Services
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Tetsuyuki Morita
